各位
                               3D T.O.

 梅雨空のようなうっとおしい世の中ですが、久しぶりに元気の出る話を聞きましたので少し長いで
すが皆さんに紹介させていただきます。

 昨日、水交会の定例講演会で(社)日本船主協会半田收常務理事が「ソマリア・アデン湾における
海賊問題について」講演されました。その中で、『護衛艦の活動に対する現場の声』を紹介されまし
たので、ここに掲載します。

○ 日本籍自動車船:**丸船長及び乗員一同
  お世話になりました。現場に身を置く者と致しましては、乗組員の生命、船、積荷の安全を、同
 国の護衛艦に守って頂くというこれ以上の安心感はなく、小職以下乗組員一同、非常に感謝致して
 おります。
  日本国内に於いては様々な議論がなされているようですが、この海域の安全が取り戻されるまで
 このMISSIONが無事継続される事を祈っております。
 長時間のESCORT有り難う御座いました。

○ 日本客船(飛鳥Uと勝手に推測)船長
  護衛艦「さざなみ」「さみだれ」の皆様へ
  ー前略ー
  アデン湾におけます***を含む船団の護衛を頂きまして、誠にありがとうございました。おか
 げ様で、緊張の中、無事にアデン湾を抜けることが出来ましてホットしております。ここに、**
 *の乗船客・乗組員1,098名を代表いたしまして、隊員の皆様に深く感謝申し上げます。
  非常に寒い3月に呉基地を出発され、5月現在のアデン湾という酷暑と緊張の中、毎日のように
 日本商船隊の護衛の任務につかれていることを考えますと、同じ船乗りとして感謝に耐えません。
 同僚の欧州・中東と日本を結ぶ貨物船船長・乗組員も恐怖の中、この海域を航行しているわけであ
 りますが、皆様の護衛艦がいてくださることが、どんなにか心強いか分かりません。また、本船乗
 船客の皆様も、遠く中東にて海賊船から一般商船を守っているお姿を見て、頼もしく思われ、感激
 しておられます。
  引き続き過酷な任務は続くことと思いますが、どうか立派に任務を遂行され、無事に故国日本へ
 戻られることを願っております。  本当にありがとうございました。

○ 船舶運行会社:****株式会社代表取締役社長
    宛て:国土交通省海事局海賊対策連絡調整室 御中
       防衛省統合幕僚監部 御中
       防衛省海上幕僚監部 御中
       海上自衛隊自衛艦隊司令部 御中
 拝 啓  時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
  さて、当社所有船、**丸は、5月2日1320時(日本時間)に無事アデン湾を抜け紅海に入
 りました。この度は船団護衛に関し、事前のご連絡から護衛実施に至るまで格段のご配慮を頂きあ
 りがとうございました。本船からも「さざなみ」「さみだれ」両護衛艦を間近にし、乗組員はもと
 より乗客からも感激したとの声を頂いております。
  現場の艦艇上では常に緊張が強いられる状況ですが、無事な任務遂行を祈っております。
 取り急ぎメールにて簡単ではございますが、御礼申し上げます。
                                        敬 具

○ パナマ籍自動車船船長
  **社と**丸乗組員を代表して、貴隊及び「さざなみ」「さみだれ」乗員皆様へ、貴隊のご援
 助、ご協力のお陰でアデン湾海賊危険海域を安全に通過できたことに対し、謹んで感謝のメッセー
 ジを送ります。次回アデン湾を航行する際には、再び船団に加えて頂ける事を心から期待していま
 す。
  護衛終了のメッセージとポイントB付近における海賊情報を確かに受信いたしました。この感謝
 のメッセージを「さみだれ」にも届けて頂ければと存じます。
  貴隊のご協力に重ねて感謝申し上げます。(原文は英文)

○ パナマ籍自動車船船長
  護衛に関し、本船へ格別なご配慮を頂きまして誠にありがとうございました。
 自衛艦「さざなみ」「さみだれ」の自衛官の皆様方の護衛活動に本船乗組員一同感謝しております。
 本船5年ぶりに日本に帰国しますが、両艦に護衛して頂き、気がかりだったアデン湾を無事に通過
 することが出来まして、本船25年の最後となる航海を終えることができそうです。
  酷暑の中、自衛官の皆様方の今後のご活躍とご健康をお祈りします。